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開催日時 | 平成31年3月8日(金) 14:00~16:30 開場 13:15、開演 14:00、終演 16:30 |
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開催場所 | 国際日本文化研究センター(日文研) 京都市西京区御陵大枝山町3-2 |
内容 | ≪講演I≫ 前川志織 特任助教 「子どもをめぐるグラフィックデザイン―日本の洋菓子広告をてがかりに」 明治維新後の日本では文明開化の風潮のもと、砂糖・バター・ミルクを原料とする洋菓子が欧米から流入した。やがて洋菓子商品の大量消費を促すための広告活動が、マス・メディアを通して活発化する。それらの広告から、この商品が子どもとの結びつきを強めていったさまがみてとれる。キャラメルの新聞広告を中心に、広告と子どもとの結びつきについて、商品の文化的・社会的意味を形成する広告のデザイン表現に注目し考察したい。 ≪講演Ⅱ≫ パトリシア・フィスター 教授 京都の尼僧像にそそぐ光明―尼門跡寺院の新たな歴史をひらく 本講演では、京都の旧比丘尼御所や菩提寺に残された尼僧の肖像について紹介する。太閤秀吉の姉君を開山とする瑞龍寺は、比丘尼御所の中でも比較的豊かな寺院であったが、十八世紀の都の大火でほぼ焼失した。幸い菩提寺の善正寺に瑞龍寺関係の資料や貴重な品が残され、それらから開山日秀尼の生涯や、当時の法華宗の信仰など、知られざる歴史をたどることができる。またあわせて、宝鏡寺門跡の江戸時代の歴代住持や、菩提寺の眞如寺に安置されている4躰の尼僧の肖像彫刻についても述べる。経年劣化のひどかった御像を製作時の美しい姿に戻すべく修復を行った5年の間に、墨書や像内物などが発見され、新事実が浮かび上がってきた。 |
出演者 | ≪講演 Ⅰ≫ 前川 志織(国際日本文化研究センター特任助教) ≪講演 Ⅱ≫ パトリシア・フィスター(国際日本文化研究センター教授) ≪司 会 ≫ 荒木 浩(国際日本文化研究センター副所長) |
料金 | 入場料:無料 入場定員:500名(抽選) 申込方法等: ①【申込方法】 ハガキ・FAX・E-mail・ウェブフォームによる事前申込。 申込には、催事名・郵便番号・住所・氏名・ふりがな・電話番号を記入。 1申込につき2名まで申込可能(3名以上は無効)。 ②【申込先】 〒610-1192 京都市西京区御陵大枝山町3-2 国際日本文化研究センター 研究協力課 TEL: 075-335-2078 FAX: 075-335-2092 E-mail: koenkai@nichibun.ac.jp Webform: https://webform.nichibun.ac.jp/ja/2019_03_08 抽選等: ①1月25日(金)正午までに上記宛先へ申し込む。 定員に満たない場合は、締切り以降も申込を受け付ける。 ②抽選結果は当落を問わず2月8日(金)頃にはがきで通知。(2月7日発送) その他: ①無料送迎バス 阪急桂駅東口バスターミナル 大坂方面へ約70m付近⇔講堂前に無料送迎バスを用意。 往路/桂駅東口発 12:50~13:20 計4台 復路/講堂前発 講演会終了後 計4台 |
主催者 | 大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国際日本文化研究センター |
問い合せ先 | 国際日本文化研究センター 研究協力課 |
問い合わせ先(電話) | TEL: 075-335-2078 |
問い合わせ先(メール) | koenkai@nichibun.ac.jp |
Webサイト | http://www.nichibun.ac.jp |
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